#167 慢性胆嚢炎/胆嚢腺筋症 （消化器系５　胆道系　その２）

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解説

ロキタンスキー・アショッフ洞(Rokitansky-Aschoff sinus, RAS)は筋層内とその直下にできた一種の憩室です。胆石と共存することが多い。慢性胆のう炎では筋層の肥厚や線維の増生、まばらなリンパ球浸潤が見られ、急性胆のう炎と比べると「燃えていない」、「冷めている」という感じです。この憩室に急性の憩室炎が起こると、慢性胆のう炎を伴う急性胆のう炎となります。