#232 奇形腫 (個体間遺伝 その1)
#232 Sacrococcygeal region, immature teratoma
標本の半分以上は中枢神経組織から構成されている。未熟で、神経管も見られるので、悪性である。その他に、筋層をもった(異常に大きな)細気管支、扁平上皮なども見られる。3胚葉の成分が存在することを確認してください。
バーチャルスライドでみる(一般公開停止中)
解説
上は左側の繊毛を持った呼吸上皮と右側の粘液を多く含んだ消化管上皮とが共通の筋板を持って接している。これは正常では見られない、奇形腫ならではの像。下は、神経管が形成されている。このような胎児組織を含む奇形腫は未熟奇形腫といわれ、悪性に振舞う。