#155 骨髄異形成症候群 (基本病変2 その2)

#155 Bone marrow, myelodysplastic syndrome (MDS)

MDSは特殊な白血病である。造血幹細胞が腫瘍化し、3系統(赤芽球系、骨髄球系、巨核球系)に分化し、腫瘍性の赤血球や好中球、血小板ができる。3系統それぞれの分化の過程で多くのapoptosisが見られるのが特徴で、この白血病はそれを反映して、とてもゆっくりと生長する。ここでは、3系統それぞれのapoptosisを確認してほしい。この切片には核がリング状になるタイプのapoptosisが多い。


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解説写真とコメント

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造血細胞でよく見られるリング状のアポトーシスを確認してください。ただし、(この写真にはありませんが)巨核球のアポトーシスはリング状ではなく、円形ないし不整形です。(すぎはら)


関連リンク

病理コア画像 1-(4) 骨髄異形成症候群(MDS)