#51 肝, ヘモジデローシス (基本病変3 その2)

#51 Liver, hemosiderosis

輸血を繰り返していると肝臓はこのようになる。鉄の沈着によって肝臓の機能と構造が分かりやすくなっている。ヘモシデリンは肝細胞と(sinusoid内に住んでいる)Kupffer細胞に沈着している。後者のヘモシデリンの方が粗大な顆粒状で目立っているが、肝細胞の方が本来の鉄の貯蔵庫である。ヘモシデリンを多く含んだKupffer細胞は肝小葉の中では、中心静脈周囲に多い。これは、肝細胞の動態を反映している。門脈周囲で増殖した肝細胞がゆっくりと中心静脈に向かって移動し、中心静脈周囲で一生を終える。崩壊した肝細胞から放出される鉄を、Kupffer細胞が貪食するためである。


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解説写真とコメント

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実習プリントにも書いたように、鉄の沈着によって肝臓の機能と構造が分かりやすくなっています。ヘモシデリンは肝細胞と(sinusoid内に住んでいる)Kupffer細胞に沈着しています。後者のヘモシデリンの方が粗大な顆粒状で目立っていますが、肝細胞の方が本来の鉄の貯蔵庫です。ヘモシデリンを多く含んだKupffer細胞は肝小葉の中では、中心静脈周囲に多い。これは、肝細胞の動態を反映している。門脈周囲で増殖した肝細胞がゆっくりと中心静脈に向かって移動し、中心静脈周囲で一生を終える。崩壊した肝細胞から放出される鉄を、Kupffer細胞が貪食するためです。(すぎはら)


関連リンク

病理コア画像 10-(9) 肝ヘモクロマトーシス