#279 慢性骨髄性白血病 (細胞間遺伝 その3)

#279 Bone marrow, chronic myeloid (myelogenous) leukemia

一面、顆粒球系が優位となった3系統の造血細胞で占められている。2セットの染色体のうち、片方にPh1転座(→優性変異)をもつ腫瘍性造血幹細胞が分化し、正常の形態をした成熟血球になる。顆粒球が優位になるが、患者は腫瘍性の好中球で(正常に)感染防御を行い、腫瘍性の巨核球からできた血小板で止血し、腫瘍性の赤血球で酸素を運搬している。いかに正常とそっくりかを見てほしい。これほど良く分化しているのに、ゲノムが不安定で変化が蓄積するため、そのうち分化できなくなった血球に置き換わり(急性転化)、難冶性のがんの本性が現れる。


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解説写真とコメント

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病理コア画像 1-(6) 骨髄増殖性疾患(慢性骨髄性白血病)