#40 Peutz-Jeghers症候群 (個体間遺伝 その3)

#40 PEUTZ-JEGHERS syndrome (polyp)

異型のない腸上皮が、一見、不規則に密集しているが、よく見ると等間隔に陰窩cryptsが形成されているところがある。絨毛をつくっているところもある。いたるところに平滑筋で巻かれた結節があり、その中で腸管を作ろうとしている。


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解説写真とコメント

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典型的な過誤腫(ハマルトーマ)。異型のない陰窩と絨毛が、組織の深部にできた管腔を囲んで結節性に増生し、その結節の周囲を平滑筋が取り巻いている。組織レベル、細胞レベルでは異型がないが、器官レベルでは極性が失われ、器官を作らず腫瘤となる。この点は奇形腫にも似ているが、奇形腫のように三胚葉からなることはない。(すぎはら)